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SolidWorks よく使うテクニック




旧バージョンを残して新バージョンをインストールする

SolidWorksは、毎年新バージョンがリリースされます。
秋になるとライセンス所有者には、アップグレードキットが送付さてきます。
今年は、SolidWorks2006 → 2007 のアップ用CDが送付されてきました。 

しかし、新バージョンになると、毎回以下のような問題が発生します。
1.新バージョン直後(サービスパック0)はバグ等が多く、動作が安定しない。
2.旧バージョンのデータを新バージョンで読み込むとエラーになる場合がある。
   SolidWorks社の説明によると、「2つ前のバージョンのデータ(例えばSolidWorks2007であればSolidWorks2005で作成したデータ)は、読み込むとエラーになる場合がある」とのことです。
 でも私は、1つ前のバージョンでもエラーになったことがあります。
 これは、バージョンがアップされるとSolidWorksのデータ自体の精度もアップするので、精度が低い旧バージョンデータのうち複雑な形状(スィープ、ロフト等を多用している)のものは、場合によってはエラーが出てしまうそうです。

私は、これで痛い目にあったことがあるので、以下のように対応しています。
1.旧バージョンのSolidWorksを残して新バージョンのSolidWorksをインストールする(図-1)。
2.業務では、少なくともサービスパック1になるまでは使用しない。
3.旧バージョンデータのバックアップをとっておく。新バージョンSolidWorksで旧バージョンデータを上書きしてしまうと旧バージョンSolidWorksでは、読み込めなくなってしまいます。従って、SolidWorksを新バージョンに移行した後でも、必ず旧バージョンデータは、そのままの形でバックアップしておきます。新バージョンSolidWorksでエラーが発生する場合に旧バージョンSolidWorksで対応することができます。

SolidWorksテクニック:インストール
図-1
セットアップウィザードで “新規インストレーション” を選択します。