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SolidWorks よく使うテクニック |
SolidWorksは、フィーチャがヒストリーに依存するため、寸法駆動によるパラメトリックな変形を行うと、後方のフィーチャがその影響を受けてエラーが発生してしまう場合が有ります。ヒストリーが簡単であれば、ヒストリーを調べて修正すればよいのですが、ヒストリーが複雑な場合には、修正に時間を要します。
このような場合には、パラメトリック変形ではなく、“フィーチャでフィーチャを変更する”というのも1つの対応方法です。
この方法は、パラメトリックモデリングの意味をなくしてしまうものとも言えなくはないですが、開発期間の短縮を常に要求される設計業務においては、時と場合によっては、このような方法も必要です。
ただし、このような変更(フィーチャでフィーチャを変更)をしたことが後でわかるようにしておいた方がよいでしょう。
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1)φ10の穴位置を15 → 30へ変更したい。
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2)30へ変更すると・・・
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3)後方のフィーチャが影響を受けてエラーが発生しました。
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4)穴を埋めて(フィーチャでフィーチャを変更)、新たに穴を開けました。これでOKです。
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5)穴埋めのフィーチャと穴開けのフィーチャの名前にコメントを追記しておくと、後で見たときに分かり易いです。
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