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SolidWorks よく使うテクニック




ブロック機能を使用してメカニズムの動きを検討する

メカニズムの動きの検討は、アセンブリを作成して行うのが一般的ですが、ブロック機能を使用してスケッチエンティティをブロック化することによって、素早く検討を行うことができます。
直線運動機構の1つである“ポースリエの機構”を例にとって説明します。

ブロック機能を使用してメカニズムを検討する → 動画による説明はここをクリック


SolidWorks:ブロックでメカ検討1 SolidWorks:ブロックでメカ検討2
1)“ポースリエの機構”とは、各リンクの長さがa=b=c=d、e=f、g=h である場合、gを固定しAを中心としてBを回転させれば、点Cは、リンクgに直角な直線運動をするというものです。

2)ブロック作成アイコン、若しくは、ツールバーからブロック作成を選択し、各リンク(各スケッチエンティティ)を個別にブロック化します。
 
SolidWorks:ブロックでメカ検討3
3)ブロック化されると各エンティティは、灰色になります。
4)点Bをドラッグすると、点Cが直線運動することが確認できます。
アセンブリ作成よりも、短い時間で検討が可能です。何種類ものメカニズムを検討しなければならない構想設計段階では、非常に有用です。