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SolidWorks よく使うテクニック




後のスケッチを前のフィーチャーで利用する

 スケッチを有効利用するため、履歴の後方で作成したスケッチを前のフィーチャーで使用したい場合があります。
 しかし、履歴の前後関係で、使用したいフィーチャーより前に移動できない場合があります。
 そのような場合は、別スケッチをエンティティ変換で作成し、拘束を削除した後、履歴の前方へ移動させます。
 こうすることで、後方のスケッチを前方のフィーチャーで利用することができます。

後のスケッチを前のフィーチャーで利用する → 動画による説明はここをクリック


SolidWorks後スケッチ1 SolidWorks後スケッチ2
1)このスケッチを前方にあるフィーチャーで使用したい。

2)しかし、履歴の前後関係で移動することができない。
 
SolidWorks後スケッチ3 SolidWorks後スケッチ4
3)使用したいフィーチャよりも前方にある平面をスケッチ平面として選択します(例:デフォルト平面)

4)スケッチをエンティティ変換します。
SolidWorks後スケッチ5 SolidWorks後スケッチ6
5)拘束を全削除します。履歴の前後関係を外すためです。

6)スケッチを使用たいフィーチャーの前まで移動させます。フィーチャーの編集でこのスケッチもアクティブとなるため、利用することができます。